老化の原因物質、ＡＧＥを知って

パンだったら焦げ目がつくくらいカリカリに焼いたもの、

肉や魚だったら煮るより焼いた方が大好きな私。

ふわふわして生っぽい食感のものより、

どちらかというとしっかり加熱されて

食べ応えがあるものを好む傾向があることが、

この年になって今さら分かってきました。

しかしながら、最近よく耳にするようになって

気になっているのが、ＡＧＥという言葉。

体の老化の原因になる原因物質のことで、

ＡＧＥを多く含む食品（肉や魚、卵など）を焼いたり、

揚げたりすることで

糖化（体のサビのようなもの）が進み、

肌や骨、血管などの老化を早めてしまうそうです。

この前本屋さんでたまたまその類の本を見かけて 

知ったのですが、

こんがりキツネ色がおいしい

ポテトフライやホットケーキ、ドーナツなども

特にＡＧＥが高いと知って、ちょっとショックでした。

ああ、ドーナツなんて毎日でも食べたいくらいなのに。

ＡＧＥを増やさないようにするためには、

焼き肉よりしゃぶしゃぶ、

天ぷらよりお刺身など、なるべく生の状態か、

煮物などで食べるようにする他、

糖化を抑える作用のあるキノコや緑黄色野菜を

一緒に摂るようにするといいそうです。

なるほど。

野菜を最初に、ご飯は最後にと

日頃から食べる順番には気を付けていましたが、

調理法までは思い当たりませんでした。

パン屋さんで働いている限り、

そしてクッキーやケーキなど洋菓子系が

大好きな限り

”こんがりキツネ色”の誘惑を完全に避けることは

無理ですが、今後は気持ち控えめにしようかな、と

思ったのでした。