陽だまりの散歩道

毎日のちょっとした出来事、感じたことを気ままにつづります。

雨の日になぜか食べたくなるもの

大型台風が関東に近付いているというニュースで

持ちきりの現在。

ピークである明日が仕事の日にかぶらなかったので

最初はほっとしていたのですが

今日職場であるパン屋さんは大混乱でした。

 

午前中から買いだめをするお客さんが殺到し、

2台しかないレジは大行列。

いつもだったら午前中は仕上げ作業(パンにクリームつめたり、

チョコかけたり、粉糖ふったり)をレジ担当者が

分担してまかなうんですが、作業が滞って供給が

追いつかなくなるくらいの混雑ぶりでした。

人手がギリギリで洗い物はたまる一方、

いつ売り場のトレーやトングが

なくなってしまうかとレジを打ちながら

ずっとヒヤヒヤ。

 

多少混むことは予想していましたが、

まさかここまでとは・・・。

前回千葉を直撃した台風で大停電があったため、

みんな不安になるのも無理ないかもしれません。

パンだったら確かに電気もガスも使えなくても

そのまま食べられるので、

一番手っ取り早いですからね。

 

ちなみに台風の日でなくても、

雨が降るとパンを大量に買い込むお客さんを

たびたび見かけます。

雨だと夕食を作る気が起きないのか、

家にこもってパンを食べたくなるものなのか

理由は分かりませんが、

多分心理的な何かが作用しているんでしょう。

そういえば雨の日、特に今回のような台風や

どしゃぶりの日はスーパーでコロッケが

なぜかよく売れると聞いたことがありますが、

それと似たような理由があるのではないかと

思います。

 

クタクタで仕事を終え、買い物にすでに出遅れてしまった私は

いつも通りの買い物を済ませました。

すでにスーパーのパン売り場はすっからかん。

自宅に食料品の備蓄がほとんどなかったことを

思い出しながら、やっぱり急な災害時のために

日頃からのストックは大事だなぁと

実感しました。