陽だまりの散歩道

毎日のちょっとした出来事、感じたことを気ままにつづります。

手作りおせちへのこだわり

年末が近付いてきて、スーパーでも

ちょこちょこと正月用品を見かけるように

なってきました。

毎年毎年、クリスマス直後から

おせちを作り始めるのが恒例になっていますが、

仕事をしながらなので一日に2~3品を

作るのがやっと。

サービス業ゆえ年末も休むわけにはいかず、

いつもてんやわんや状態ですが、

それでも手作りにこだわっています。

夫には「そんなにムリして作らなくても」と

言われますが、実家でも手作りしていたことと、

自分の頑固な性格も相まって

慣例行事になっています。

 

なにしろ全部作り切ったときの達成感には

変えられません。

除夜の鐘でも紅白でもなく、

ああ今年も終わるなぁと実感するのは

おせちの数々を大皿に盛り終えたときだったりします。

そんな苦労の結晶も、正月2日目ともなれば

大食らい二人の胃の中にあっという間に

消えてしまうんですが・・・。

 

ただ最近は、おせちはインターネットでの予約注文が

主流らしく、祖母の住む実家でも手作りをやめたと

いう話を聞き、時代だなぁと感じました。

有名なメーカーの一つ、博多久松のサイトを除いてみましたが

通常のおせちに加え洋風おせち、一人用のおせちなんてものも

あり、値段もピンからキリまであって、一昔前に比べると

かなりバラエティ豊かな感じです。

おいしそうな写真につい魅せられてしまうのは、

彩りなど見た目の華やかさに加え、

どこかで自分も人の作ったおせちを食べてみたいという

思いがあるからかもしれません。

もしかしたら潜在的に楽をしたいという気持ちも

あったりして・・・。

 

そんな思いを抱きつつも、

今年も一年で最も忙しい季節がやってきそうです。